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RPGのようなワクワク感のある単発アプリの魅力

こんばんは。今しがた、7GB制限がかかった【ジョニー】です。

毎度のこと日付が変わってからの更新ですが、【えのき】が子供の頃にハマったゲームについて書いていたので、最近、子供の頃に遊んでいたゲームのような感覚になったアプリ「あいつ、勇者やめるって」を紹介したいと思います。(売れている訳ではなさそうですが)

このゲームは脱出ゲームで、画面内の建物から脱出するためにいろんな謎を解いてクリアしていくゲームです。 主人公である勇者は、もう勇者という職業を辞めようと思いましたが、建物内に捕らえられたりしてしまうので脱出を試みるというストーリーです。

このアプリを知った経緯

半年ほど前に知り合いから「やったことある?」と聞かれて「ない」と答えたのですが、何となく気になっていたので何となくインストールしたのがきっかけです。

トップセールス上位のアプリではないですが、一部では面白いと話題になっていたようで、口コミで知ったことになります。

一般的なソシャゲと違う点

  • ソーシャル要素がない
  • 課金要素がない
  • 終わり(エンディング)がある
  • 始まりから終わりまでストーリー(シナリオ)がある
  • 続編がある(しかも前作のネタも少し出てくる)

1点目にあるように、プレイするとソシャゲじゃないです。もうこれは、コンシューマーのRPGに近いです。

通常、ゲーム内で課金要素のないアプリはインストール時に課金しますが、このアプリはインストールも無料です。(ありがたい) その代わり、ゲーム内に他社アプリの広告が入っているので、そのインストールによる収益があるのかなと思います。

面白い点

下記のような、RPGの面白い点がちゃんと出ているアプリでした。

  • キャラクターがはっきりしている

主人公の勇者がよくしゃべるので、進めていくうちに勇者のキャラがわかってきて、かわいく思えてきます。(愛着がわきます)

街の人も話しかけるとそれぞれのキャラがちゃんと出ていて、キャラ同士の関係性もあって、ストーリーに幅が出ていました。

  • 謎が解けない

RPGのようにいろんなところを調べたりアイテムを駆使したり頭を使う場面も多いのですがそれが楽しいです。

スムーズに謎が解けるところもあれば、どうしていいかわからないところもあり、その謎がわかったときが面白いと感じます。この点はレイトン教授が大流行りしたときと共通しているかもしれません。

本当にわからないところはファミ通Appの攻略記事に頼ったので、久しぶりに「攻略本ってこういうつまづきがあるから買ったよな」とそんな需要があった時代を思い出しました。

まとめ

子供の頃はRPGが大好きだったので、久しぶりにその時のワクワクした感じを思い出したアプリでした。

エンドロールもあるので、あのクリアしたときの「わあ〜ここまで来れた〜」という達成感もあり。。やっぱりいいですね。

売上や利益を求める組織ではこういうのは作らないし作れないんだろうな〜と思いましたが、流行のアプリと違いすぎて、逆に違う視点を持てました。

ソシャゲはなんとかユーザーに継続的にプレイさせて、その中で課金してもらって、LTVが…とか難しいことをいろいろ考えながら運営しないといけないようなのが主流になっていますが、難しいことを考えないで、ソシャゲも単純にプレイしていく中で愛されて、終わりのあるアプリがあってもいいんじゃないか?と思いました。(短絡的ですが)

このアプリもレビューは良いですし、1作目が面白くて続編も続けてプレイしているユーザーも多くいます。 課金は、

  • 2作目以降に100円とか安価で多くのユーザーにインストールしてもらうようにする
  • ゲーム内に小額の課金要素を追加する
  • 1作目と同様にアプリ広告のみで割り切る(かつ、この種のアプリをたくさんリリースする)

など、何か考えられるんじゃ…もしこういった別の切り口の新モデルが成功したら次の時代が来るんじゃないか…!なんて大きな想像を膨らませてしまいました。

まだ2作目までしかプレイしていないので、続編をプレイしながら続きを考えたいと思います。

ではまた。