なんだかやってしまう「HAY DAY」の魅力とは?
こんばんは。【ジョニー】です。
先日、地下鉄のホームを歩きながら、止まっている電車の中で背中を向けて座っている人たちが携帯を触って何してるのかな?アプリだったら何のゲームやってるのかな?とずーっと見てしまいました。
はい、何のゲームかわかる時点で職業病なんでしょうね!
そんなことはさておき、今回は「HAY DAY」をピックアップ! 「Clash of ClansがCMしてるのに?」という声は置いといて、また今度にでも。
仕事という目線で常にリリースされていくアプリをいろいろやってみる訳ですが、 この1年半くらいで自分が一番続けているアプリな気がするからです。 こういうアプリ業界で仕事をしていなくても、きっと一度やったら同じようにずっと続けているアプリだろうな」と思うゲームなので、なんでそんなに飽きないのかを考えてみます。
気が重くない
仕事柄いろんなゲームをしているからかもしれませんが、アプリを起動するときに一瞬ためらうことがあります。 その理由は「なんかめんどくさい」という感情です。
起動すると、ログボやイベントのFlashが出てきて、なかなか終わらない。 それが終わるとスタミナなくなるまでポチるかーとひたすらポチポチ。 あまり楽しくないタスクになってしまってるんですね。それを起動前に思い出してしまうので、めんどくさくて立ち上げる気もなくなってしまうのだと思います。
一方、HAY DAYはポチゲーじゃないので、自分で蒔いた種が育っていたり、料理が出来ていたり、自分がやった成果が時間が経ってから起動すると、待ってくれているような感情を覚えます。求められる商品はいつも違うし、ポチゲーのように1本道じゃなく、どれから納品してもいい。納品しなかったら…というペナルティもない。なので、とても短時間でも自分のペースでできるところが気楽です。
煽らない
「もう少しで船が出港します!」「動物たちが寂しがっています!」といったPUSH通知は飛んでくるものの、基本的に煽らない。
ランキングで過度に人と競争させたりもしない。いつまでに絶対これをやらないといけない、じゃないと先に進めないという強い脅迫観念も感じない。ペナルティもない。 煽るというのは日本のアプリが課金させるための方法として覚えた一つの正攻法なんでしょうね。
ガチャがない
これも日本のアプリの鉄板、ガチャがない。
あるのは時短課金のみ。煽らないのに時短課金がされている。これでトップセールス上位に入っているからすごいです。
時短課金がされているのは、1つのアイテムを作るのにだんだん複数のアイテムが素材として必要になってきて、その素材を作るのにも時間がかかるので、トータルの時間が長くなるようにうまく設計されているからです。
ゲームに慣れてくると急かされている訳でも煽られている訳でもないのに、早く効率的に(とか何となく今)納品したいがために時短課金してしまう。
ガチャのように「良いアイテムをゲットするにはガチャを引くしかない!」という状況は発生しないので、時短課金しない時は気長に待つという選択ができ、無課金でもマイペースに疲弊せずに続けられます。
常時イベントなし
アプリを起動するとイベント時は告知が表示されるものの、あとはゲーム内に掲示しているのみ。みんなで参加しよう!といった納品イベントに参加してもいいし、参加しなくてもいいです。参加しないとゲームを有利に進められない、何かが解放されないなどの制約もない。
イベントで強い敵が出る→強いパラメータのアイテムをガチャに入れる→課金される、というサイクルのゲームではないですし、そういったイベント運営ではないので、運営もユーザーも疲弊しにくいと思います。
まとめ
以上のことから、HAY DAYを飽きずに続けている理由は、「やらされている感がなく、気楽に楽しめる」からだと思います。 実際、ゆるくマイペースにできるゲームは継続率が高くなる傾向にあるので、HAY DAYなんてすごく高そうですね。
日本のゲームは煽ったり危機感を抱かせたりして課金、というゲームが多いですが、ユーザーが「なんかやっちゃうんだよねー」なんて言ってくれるゲームを作りたいものです。
それではまた。