ライトアプリのマネタイズ?
はじめまして。今回から参加させて頂く【もんごる】です。
4月からソーシャルゲーム業界でしがないプランナーをしています。
これからよろしくお願い致します!
初っ端から月曜更新どころか火曜更新にも間に合いませんでした!
申し訳ありません!(・・・月初だったということで許して頂けると有難いです!)
キャンディークラッシュ
さて、それでは早速本題に入りたいと思います。 今回、私が注目したいのは、パスルゲーでおなじみの『キャンディークラッシュ』です。 ガチャがあるわけでもなく、課金しなくても十二分に遊べるこのゲームがなぜセールスランクングの上位にくるようになったのか、このゲームのマネタイズについて考えていけたらと思います。 現在多くのアプリの課金形態は、ゲーム内通貨(コインや石など)の販売する形が主流です。 ゲーム内でのお金でガチャをまわしたり、アイテムを購入します。 中でも、ガチャはゲームを有利に進めるためのスキルを持ったキャラクターを手に入れるため、熱量の高いユーザーは一生懸命ガチャを回します。これにより大きな大きな収益を出し、トップセールスに躍り出るのです。 しかし、今回取り上げたキャンディークラッシュにはガチャがありません! ではどのように売り上げをつくっているのでしょうか?
小金を稼ぐ
先ほども書いたようにキャンディークラッシュにはガチャがありません。 しかも、ゲーム内通貨という概念もありません。 その場で必要なアイテムを直売りしているのです。 やり方としては、パズルがクリアできず、詰まっている時に、悪魔のささやきを発します。 「ライフがなくなっちゃったね!でも大丈夫、このアイテムがあったらもう一回ゲームができるよ。」 「悔しかったね。惜しかったよね。このアイテムを使えばもうちょっとだけ遊べるよ!そしたらクリアできるよ!」など誘惑してきます。 最初のうちは何としてでも自力で制覇してやると思うのですが、だんだんと難易度が上がり、何日間かクリアまでかかるようになると、このアイテムさえあれば・・・と思うようになるのです。 しかも、最初おためしとして、凄く便利なアイテムを無料で配るのです。 また、SNSに接続するとアイテムがもらえるようになっています。(ここで継続率の良いユーザーが流入してくるのです。) アイテムを1度使ってしまうとクリアできる楽しさにより、課金というものをなかなか辞められなくなるものです。 しかも、キャンディークラッシュで売っているアイテムは1つ1つがとても安いので、100円くらい・・・としてつい買ってしますのです。 この小さなお金は、沢山のユーザーに遊んでもらい、たくさんのユーザーにアイテムを買ってもらうことで大きな売り上げになるのです。 (この形であれば、ユーザーも無理をしなくていいので、自分のペースで楽しめるようになる。結果ユーザーの継続率に繋がる。ちりも積もれば山となる方式。) ライトゲームの方だから出来るところなのかもしれませんが、ユーザーに無理をさせないゲーム作りが、結果長い間沢山のユーザーに楽しんでもらえるコンテンツになっていくのだと感じました。(いつもコアユーザーにどうしたら買ってもらえるかばかり考えているアプリは結果DAUを減少させてしまいます。)
まとめ
・価格安く!お試しで体験してもらおう!味を知ってもらうことで次につなげる戦略をとる! ・売り上げを上げたくなったとしても、無理をさせすぎては行けない(ちょっと足りないくらいちょうどいいのかもしれない) ・SNSを通じて、リアルの友達と通じ合わさせたり、競わせれば質が高く定着しやすいユーザーが手に入る。 皆さんのブログのようにはなかなか行きませんね。 当たり前のことをつらつらと書いてしまいました。 いつもトップセールスの上の方にいるようなアプリよりも、あまり売り上げが出なそうなゲームばかりやっていたので、アプリ研究が足りていないと反省致しました。 次回までにアプリ研究もしておこうと思います! ではまた。