世の中にはゲームが溢れてるのに何でゲーム作ってんの?
こんばんわ。【えのき】です。
今日は、業界の人たちに沢山会って刺激をうけまくったので、そのままのテンションで書き殴ります。
さて、
世の中にはゲームが溢れていて、東京だと電車内ではずっとゲームやってる人居るし、毎日新しいゲームアプリ出てるし、それなのに、それなのに何でゲーム作ってんの?
って話がしたくなりました。
自分が人生で一番ハマったゲームは、ポケモンだったわけですが、子供のころに受けたその衝撃を、未だに忘れられないんですね。
世の中にポケモンが溢れていて、そのモンスターたちを人が研究して生み出してしまった生物がミュウツーとか、 グリーン・レッドは、そういうストーリーにも小学生が刺激を受けちゃうようなネタが仕込まれていたんですよね。 他にも楽しいイベントが目白押しです。そこには、共存して友だちとして過ごす人間が居たり、 ポケモンを道具のように使ったり商売に使ったりする悪の組織が居たり。 世の中にはいろんな人が居るけど、主人公は己の道を貫き通す様に、チャンピオンになろうとするわけです。
この世界にとてもハマりました。
この世界に居続けたい。
この世界が癒しだ。
この世界で遊びたい。もっと遊んでいたい。クリアしたくない。
そんな思いから、クリア後は自らシナリオ作って、朝から晩までをゲーム内で演じているほど、狂ってました。 ※自宅から出発して、街に出かけて塾に通って草むらでポケモンバトルして、自宅にもどって。とかを永遠に。
ここに居たい。戻りたい。没頭したい。
そんな感情がどこから湧き上がるのか。
それは、シナリオ・世界観なんだと思います。
例として他にも、ドラクエやFFなどを上げます。 これらも、シナリオ・世界観が秀逸な作品です。
- ゲーム内で起こるイベント
- 出会う人々の人柄(見た目、しゃべり方、セリフ、身振りなど)
- 遭遇するモンスターの個性(見た目、しゃべり方、技、演出などなど)
- 背景
などの部分が秀逸なんだと思います。
秀逸という言葉だと、なんだか簡単にまとめてるみたいで嫌ですが、精査に精査に精査を重ねて、磨き上げられた一級品なんですね。
このパート、ひとりでも世界観に合わない発言をしただけで、崩れる、非常にセンシティブな部分です。 崩れるとは、ゲームプレイ中の感情だと「萎える」です。
なんか思いもよらないセリフ言ってて萎えたり、声が合って無くて萎えたり、そういうのです。
秀逸な世界で遊び続けているうちに、没頭していくわけですね。
少年時代の生き甲斐が何かと聞かれたら、ゲームや漫画などの世界で生活することでした。
1日の数時間、その世界に入り混むだけで幸せ。という。
「あー、こういう没頭して幸せになれる時間を、今度は自分が作りたいんだなあ。」
世の中にはゲームが溢れてるのに何でゲーム作ってんの? と聞かれたら、こう答えると思います。
最近はプレイすることで感じる幸せよりも、友だちと一緒に遊ぶ道具であるパターンも増えて来ています。 友だちと遊ぶことで得られる幸せも良いですよね。
俺の屍を越えて行けは、プレイによる幸せを感じさせてくれます。
死んで死んで死んで生きる【えのき】